インデックス化という解決
昨年末の冬休み、この本(情報は1冊のノートにまとめなさい)を読んで内容の幾つかを実践してみた。
手法としてのキモは、情報のポケット1つ原則とメモのインデックスをコンピュータで管理する事だろう。あとは、作者の創意工夫と開発した手法への愛なので参考にすべき所だけ参考にすれば良い感じである。
おそらく多くの人が挫折するのが、インデックス作りであり作者も溜めるとしんどいと言っている。
でもやってみると、私の場合は意外にうまくいった。雑音の多い殴り書きメモをインデックス情報に削りながらパソコンに入力する作業は、思考の負荷がちょうど良くて集中して行えるし、何より検索が出来て本当に便利である。(とは言っても便利さを実感したのは、今まで埋もれていた電話番号メモがすぐ見つかるくらいだが。)
メモ帳はコクヨの測量野帳を相変わらず使っており、使用済みのメモ帳の束を見るのは精神的には満足感があるが、情報としては埋もれているのが悩みの種だった。全部デジタル化すれば、それはそれで便利だが手作業でやる気は起きない。インデックスのみデジタル化するというのは盲点だった。実際インデックス情報だけで思い出せる事もあるし、何よりインデックス化という作業自体が面白い。3週間ぐらい続いています。