書籍PDF化で変化したこと

自分の持っている書籍をScanSnapでPDF化している日々ですが、なんだかやってみるとイメージと違う事が多いです。
書籍をPDF化して閲覧する事のデメリットとして考えていたこと
1)ポータブル性が損なわれる
2)書き込みが出来ない
3)書籍という実体に対応した記憶が損なわれる(本の表紙を見て内容を思い出すとか、ページの折り目で思い出すとか)

ですが、これはほとんど問題ではなかったです。
まず、1)ですがiPhoneを持っているので、いわゆるポータブル性が生きる隙間時間はすでにRSS購読やtwitterが埋めてくれています。つまり問題と感じる時間がないので気になりません。
2)これはやろうと思えばPDFに書き込めますし、PC内でメモを取った方が後々index的に使えて便利です。
3)は多読していると記憶は記録に頼るしかないと実感できます。

PC閲覧だと、大画面(私は22インチモニタ)で見られるのでスピードも速くなるし、疲れ方も少ないです。
ちょっと前までは、本棚に置いてあるもう読まなそうな本からPDF化していましたが、今は(特に文庫本などは字が小さいので)買ったらいきなり裁断してPDF化しています。
とは言え、これはビジネス書を読む読み方(目的意識を持ちながら)なので、小説などには向かないかもしれません。
もともと論文はPDFで読むことが多かったので、それと同じ読み方なんですが自分で買った本を裁断化してPDFにするのはメンドクサイ事もあって、変なネガティブイメージがありましたね。

あと面白かったのは、カーネギーの本は文庫で読んでいたのですが、PDFにして大画面で見るとイメージが変わります。なんだか、押しが強い感じになったりして。