メモリボW

英語を、特にリーディングを鍛えたくてメモリボWという電子単語帳を買った。当たり前だけど、英文は単語を知っていると全然読みやすい。分からないと予想しないといけない。(最近英語学習サイト「iKnow」のWiiプラットフォームを毎日やっているのだけれど、効果を感じ始めたので。)
で、メモリボだけど結論は「すごく惜しいデバイス」。
○:コンセプト、ボタンの少なさ、大きさ、チープさ(質感がチープだと文句いう人がいるけど、これは単語帳だ)
×:フォント、連携ソフトの使い勝手
フォント見にくい。昔の電子辞書みたい。単語帳の置き換えなので、もっと文字表示には力を入れて欲しかった。もう少し良い液晶を使えば見やすいのかもしれない。この辺は発展途上という事で次に期待したい。
小さな表示領域という制約と単語帳と「めくる」という要素がうまくデジタル機器とマッチしていてコンセプトとしてはすごく良い。文章のビューアーというとやはりスクロールという概念を導入しがちである。
もともと、単語帳を使っている人が少ないと思うのでコンセプトの良さを伝える事が難しいが、デジタルで良くなったメリットが新しい市場になるのでは?と感じたデバイスだ。コンテンツの管理も簡単なので大手の学習塾とか、学校でも導入してもいいんじゃなかろうか。